COLUMN
ローマ字入力と英語タイピングはどう違う?
同じアルファベットのキーを使いますが、「頭の中でやっていること」がちがいます。
ローマ字入力は「音を分ける」作業
日本語をローマ字入力するときは、「ねこ」を「ne」「ko」のように、音を子音と母音に分けてから打ちます。ひらがな1文字が、だいたいキー2つに対応しています。
学校でローマ字を習い、タブレットで日本語を入力しているお子さまは、このやり方にすでに慣れています。キーの位置を知っていることは、英語タイピングでも大きな力になります。
英語は「つづりを覚えて打つ」作業
英語では、音とつづりが一対一に対応しません。たとえば「キャット」は cat、「ナイト」は night です。night の gh は発音しませんが、打たなければなりません。
そのため、英語タイピングでは「聞いた音をローマ字にする」のではなく、「その単語のつづりを思い出して打つ」ことになります。ここが、英単語を覚える練習としてタイピングが役に立つ理由でもあります。
つまずきやすいポイント
1. ローマ字読みでつづってしまう
cake を「keki」、milk を「miruku」と打ってしまうことがあります。日本語になっている外来語ほど、ローマ字のくせが出やすくなります。まちがえた言葉は「ニガテだけ練習」でくり返しましょう。
2. 日本語入力のまま打ってしまう
日本語入力がオンのままだと、dog と打ったつもりが「どg」になります。えいごタイプ道場では、このとき画面に「半角英数に切り替えてね」と表示されます。Windowsは半角/全角キー、Macは英数キーで切り替えます。
3. 使わないキーに慣れていない
ローマ字入力では L Q V X をあまり使いません。英語ではよく出てくるので、最初はここで手が止まりがちです。画面キーボードの色を見て、担当の指を確かめましょう。
4. 大文字と記号
ローマ字入力では Shift をほとんど使いませんが、英語の文は大文字で始まり、ピリオドや ? で終わります。大文字と記号のルールもあわせて読んでみてください。
おすすめの進め方
- 「はじめて」コースで、短い英単語のつづりに慣れる
- 外来語が多い「英検5級」コースで、ローマ字のくせを直す
- 「あいさつ」コースで、大文字とピリオドに慣れる
ローマ字入力ができる子は、キーの位置をすでに知っています。あとは「英語のつづり」と「指づかい」を少しずつ足していくだけです。
「はじめて」コースで練習する